放生霊祭
私達は日常生きる為の生命源として動植物(鳥、獣、魚、貝、野菜、果物他)を食し良き家具調度衣服を身につけ生活をしています。
生きる為に直接または間接に動植物生物の生きる自由を遮断し生命を断ちそれを食べています。生きとし生きる生物は皆生きる自由があるのです。人間の為にのみあるのではありません。生物には皆生命があるのです。生命を絶たれる事は大変なことです。この理を考えて此等生物への慰霊と感謝を忘れてはいけないのです。
社会を作り生きて行く為に動植物、生物類を成業の糧としている方は殊更にこれらの霊を和(な)ぐさめる必要があります。自分がもし食べられる側にいたとしたらどうでありましょうか、くやしい、悲しい、にくらしいという思いでいっぱいではないでしょうか。
こんな思いで生命を絶たれたとしたらどうでしょうか、「成果の獲物」とうそぶいていられるでしょうか。私達には代々続いて行く子孫がいます。子孫の為にも生物は共に助け合って生きて行かねばなりません。
この事を深く考えて私達は義務として生物の慰霊感謝の祭りをしなければならないと考え、年二回神事を行うことを決めました。生きている鳥獣魚貝草樹木の一部を大自然に放流還元してこの種類の絶ゆる事のない様に感謝と慰霊をするのです。之が此の祭ですので、どうかふるって参加ください。この代の罪咎を少しでもなしくづしてください。
なお希望ご賛同の方は受付にお申出くださいませ。
たとえば…
- 畜産業
養豚・養鶏・ハム製造・肉屋・卵屋さん等
- 漁業
養殖業(魚貝)養鯉業・漁業・釣堀・カマボコ業・鮮魚・料理屋・鰻屋・割烹
- 林業
木材・家具製造・建築業・木工所・箸屋・漆器屋・花屋・植木屋・太鼓・三味線・毛皮屋・へびや・その他